残りの5つは、物理的な寿命だけでなく「トラブル時に詰まない」ための習慣です。
⑥ OSとアプリは基本的に最新に保つ
セキュリティ修正や安定化が入るため、アップデートは長持ちに直結します。更新は電池残量が十分で、安定したWi-Fi環境のときに行うのが安全です。
⑦ バッテリー使用状況を月1で見て“暴走アプリ”を潰す
特定アプリが異常に電池を食うと発熱が増え、バッテリー劣化や重さにつながります。設定の「バッテリー」から消費の大きいアプリを確認し、権限やバックグラウンド更新を見直します。
⑧ 定期バックアップ(自動+月1の目視確認)
スマホの寿命は「壊れたら終わり」ではなく「データが戻るか」で決まります。クラウドの自動バックアップに加え、月1で“最新のバックアップが取れているか”確認しておくと安心です。
⑨ 防水でも水回りは油断しない
防水は劣化します。浴室の蒸気、海水、プール水はリスクが高く、充電しながらの水回り使用も避けたいです。濡れたら端子を乾かしてから充電します。
⑩ 置き場所ルールを作り、落下を構造的に減らす
机の端に置く、ソファに埋もれさせる、鞄の外ポケットに無造作に入れる、が事故のもとです。定位置を決めるだけで落下率が下がり、結果的に寿命が伸びます。
後半の5つは、“壊れにくさ”だけでなく“復旧しやすさ”を作る発想です。スマホは生活インフラなので、データとセキュリティの事故を減らすだけで実質寿命が延びます。